澄み切った青空を見上げた時のように、心がすーっとする

エピクテトスの解説本を読んでいる

哲学の言葉は、たまに、読んでいるだけで、

散歩中に澄み切った青空を、ふっと見上げた時のように、心がすーっとする

お金を貯めたからと言って、得意になってはいけない

エピクテトスによれば、自分が自身に対して得意になってよいのは、自分自身の心が正常に働いているというその1点に関してのみである

お金、学歴、車などの持ち物、課長部長といった肩書、仕事の業績、妻、恋人、家族、友達・・・そういった面で人よりいくら恵まれていたとしても、その点をもって自分自身が得意になってしまってはいけない

それは、しょせん自分自身ではない何某かに対して得意になっているにすぎず、虚しいばかりであるからだ